ビシバシ純情 第11回

中日新聞「中高生ウィークリー〜スピードワゴンのビシバシ純情〜」
スピードワゴンがコラムを(隔週月曜日)寄稿!
2回目以降は小沢さんと井戸田さんで交互に掲載されてました。

[井戸田]
学生時代を振り返って、1つ後悔していることがあるんですよ。
普通におじんくさいこと言いますけど
「勉強はしておいたほうがいい」ぼくはホント勉強しなかったから。
勉強できなかったというのもあるし、
できないと思い込んでやらなかったというのもあるけど、
学校での勉強はもちろん、
何でも学んでやるという気持ちを強く持って、
いろんなことに積極的に挑戦した方がいいと思う。
ぼくはしていなかったんで、今すごく苦労していますよ。


[小沢]
ぼくらの世代は冷めてたよ。
「何でもまじめに一生懸命やるんだよ。」って。
でも、同じ一日だったら、しらけた一日より、
なにかやってる一日の方が絶対に楽しいよ。

中学時代がその後の人生に与える影響って大きいよ。
ぼくらは、中学のころのまんまだもん。
あのころ好きだったロックバンドとかタレントさんとか、
今でもずっと好きだし。
今も、中学生のころ「あんな大人になりたい」
「遊んで暮らしたい」と思っていたことを実現しようとしている。
遊んでるフリじゃなくて、
心から遊んで楽しんでいるやつの方が魅力的だもん。
「将来どういう芸人になりたいんですか」とよく聴かれるけど、
明確にはなくて、
中学生から「あんな大人になりたい」と思われるような大人になりたい。


落合監督じゃないけど、走攻守全部そろってなくても、
一つだけ突出したところがあればいいんだけどね。


でも、現状維持っていうのだけはダメだと思う。
おもしろい話でも、
前と同じだと2回目に見る人はおもしろくなくなり。
「あっ、またこのパターンね」と、
80点のものを、もう一度80点として見てもらうには、
今度は85点取らないといけない。
現状維持っていうのは立ち止まっていることと同じだからね。

スピードワゴンの漫才はいつもどこかが違うと思うのは、
こういうことかな?


1月 3日(月)小沢、1月24日(月)井戸田
という予定でしたが、今回はお二人の対談になってました。
もしかして、これが最終回じゃないですよね?