石井に特製補聴器 耳よりなプレゼント!!

中日のドラフト6巡目ルーキーで、
先天性難聴の左腕・石井裕也投手(23)=三菱重工横浜クラブ出身=に、
補聴器小売りの大手、キクチメガネ(本社・愛知県春日井市)が
全面サポートに乗り出した。中日スポーツ


難聴を抱える人たちやその関係者にとって、
これほど勇気づけられるニュースはありません。

ビジネスという話を今回は抜きにして、
石井さんをバックアップしていこうということです。
それだけ社会的な意義のある出来事だと思ってます」と
同社ビジョンケア推進本部補聴器エキスパートの岩崎泉さん。


これまで石井はプレー中は「かえって集中できるから」という理由から、
あえて補聴器のスイッチを切っていた。

しかし、プロという最高峰のレベルでまったく音が
聞こえない状態でプレーをするには、あまりにリスクが大きい。
捕手や内野陣との連係プレーでも、バント処理でも、
指示が聞こえないでは、致命的ミスにつながりかねない。


石井裕也(いしい・ゆうや) 1981(昭和56)年7月4日、
横浜市生まれの23歳。178センチ、70キロ、左投げ左打ち。
生まれつき左耳がほとんど聞こえない感音性難聴。
横浜商工(現横浜創学館高)の2年から主戦投手。
99年に三菱重工横浜に入社。
都市対抗本大会(東京ドーム)は03年に新日本石油
04年に東芝の補強選手として2年連続出場。

ラジオで注目したい新人選手に名をあげていた、石井選手の情報でした。