『Mの悲劇』 (5回/全10回)

「家族に忍び寄る影」

亘(柏原)と出会ったことを思い出した衛(稲垣)は、彼との約束を忘れたことが、
大きな悲劇を招いていたことを知る。
衛は美沙(長谷川)に土下座をして謝罪するが、美沙は許さない。

 衛は彼女が、手術を控えた母・礼子(吉行)に危害を加えるのではないかとおびえる。
一方、久保(佐々木)は、美沙と会ったらしい晃一(成宮)の行動が気にかかる。

 そんななか、衛の妹・愛子(浅見)が誘拐された。
衛に電話をかけてきた美沙は、妹を助けたければ自分の部屋に来いという。

 美沙の家を捜す衛は、久保から晃一のことを聞き、
彼女の住所が書かれた晃一のメモを入手。
そのメモを頼りに、あるアパートにたどり着く。