堀江氏「大勝負」強気姿勢崩さず

スポーツ報知

午後に所有する競走馬ホリエモンが東京・大井競馬場で出走。
前走より体重が8キロ減り、第8レースで8着と、なぜか東京でのフジテレビのチャンネルと同じ「8」づくし。
当の堀江社長は現れず、集まったカメラマンは「来ないなあ」とがっかり。


日本雑誌協会などが主催するゴールデン・アロー賞で、プロ野球近鉄球団の買収に名乗りを上げたことが「話題賞」に選ばれ、夕方、
都内のホテルであった授賞式でようやく報道陣の前に姿を見せた。

さらに「僕らは真剣勝負ですけど、皆さんにとっては上がったり下がったりのほうが面白いんじゃないですか」
プロ野球問題の時は想定外のことばかり。びっくりの連続でしたけど、今回は大勝負ですから」と、変わらぬ堀江節を披露した。

ライブ支配では広告白紙も 野球中継でニッポン放送

ニッポン放送は8日の定例会見で、同社株式をめぐるライブドアフジテレビジョンとの争奪戦が起きて以来、
野球中継やサッカー中継の広告主から、
ライブドアが経営を支配した場合には「(スポンサー契約を)白紙にする」との声が相次いだことを明らかにした。
 亀渕昭信社長は「ニッポン放送はラジオ中継のノウハウや技術力を10−20年かけて培ってきた」と指摘し、
ライブドア傘下ではこうしたニッポン放送企業価値が棄損することを強調した。

堀江社長:時代が生んだ「寵児」否か、街の声を聞く[毎日新聞]

「寵児(ちょうじ)」か、それとも「異端児」か。それぞれの世代が彼をどう見ているのかを聞いた。


【作家:安部譲二(67)】
ホリエモンは、幕末に黒船で現れたペリーと似ている。心情的に応援したい」
「僕も含め、お年寄りは自分が失った若さや勇気を持った青年にねたみや恐怖を感じる。
 政財界などでみられる批判は、その裏返しだ」
ホリエモンの『人の心は金で買える』発言を『えげつない』と聞こえる人もいるが、そうした状況は今の世の中にまん延している」



【漫画家:弘兼憲史(57)】
「すべての価値をマネーで換算してしまう」
「学生のままぽっと出てきたわがまま坊やに見える。社会勉強をする間がないまま、たくさんの金が手に入るようになったからではないか」
「多くの人は、小が大に立ち向かうという面だけを見て、やじ馬的に応援しているだけ」


芥川賞作家:長嶋有(32)】
「ネクタイは社会に取り込まれる象徴、30歳を過ぎてもしないという過剰な自意識は同世代には特に強い。
 僕はするようになったけど、気持ちは半ば分かるな」
「立身出世が価値観のすべてではないのが、この世代の特徴でもある。
 どれだけもうけるかよりも、好きなことが出来るかどうかが大事。
 ホリエモンなんてあだ名を付けて『愛玩』していたのはテレビ側でしょう。
 それ自体、ある意味での油断の表れです。痛い目に遭っても懲りずに立ち上がってほしい」


【精神科:香山リカ(44)】
「頭のいい人」
「情の部分や理想主義的な考え方も持っているが、ポリシーがあってあえてそういうものを見せないようにしているのだと思う。
 これまでの体制や構造に挑戦していくストレートさというのは、応援したい」