「古畑任三郎」の完結

フジテレビ・関西系の人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」の完結編が
来年新春に3夜連続で放送されることが2日、発表された。
田村正和(62)演じる古畑任三郎の最後の対決相手に選ばれたのは松嶋菜々子(31)。
シリーズ開始から11年半。“田村・古畑”もついにこれで見納めか―。


同シリーズは1994年4月にスタート。
ひょうひょうとしてどこか人を食ったような古畑任三郎が、
鋭い推理力で難解なトリックを解いていく独特なミステリードラマが人気を博した。
シリーズは2年前に松本幸四郎(63)をゲストに迎えたスペシャ
「すべて閣下の仕業」で終結したが、シリーズ終了後もファンから続行を求める声が殺到。
その熱い要望を受け、脚本家の三谷幸喜氏が「書けるだけ書いてみよう」と決断。
2年ぶりの復活が決まり、正真正銘?のファイナルに着手した。


 来春放送の完結編ではまず第1夜に石坂浩二(64)と藤原竜也(23)がゲスト出演。
古畑が「これほど完ぺきな殺人計画を私は知らない」と言うほど
巧妙なトリックが仕掛けられた殺人事件に挑む。
最後の対決となる第3夜に登場する松嶋は
「天才的なアイデアで殺人を犯す女性」という設定。
全38作の大トリを飾る。[デイリースポーツ]