肺炎で入院した藤岡琢也、退院のメド立たず“渡鬼”降板

俳優、藤岡琢也(75)が
4月6日スタートのTBS系渡る世間は鬼ばかり」(木曜後9・0)を肺炎のため
降板することが21日、分かった。
15年半も続く国民的人気番組で大家族の父、岡倉大吉役を好演してきた藤岡は、
同ドラマの“大黒柱的存在”で、最新シリーズへの出演にも意欲的だった。
14日に入院し20日にドクターストップがかかった。
現在は無菌室に入り、面会すらできない状態という。
代役は決まっていないが、俳優、宇津井健(74)らの名前が挙がっている。

石井さんは17日に病院を訪れて主治医と話し、2、3日様子を見ることになったが、
20日になっても藤岡の熱は39・6度と高いままだった。
藤岡は20代のころ結核を患い左肺を摘出。
それもあり、「1、2週間での回復は無理」とドクターストップがかかった。

藤岡は現在、無菌室に入り、面会もできない状態。
意識はあるが、「本人は無菌室にいるので降板の話は知りません。
熱が安定したら、主治医が話します」(石井さん)。
抗生物質や点滴などで治療中。
命に別条はないというものの、退院のメドはたっていない。[詳細:サンスポ]

 「渡鬼」では、大吉の妻・節子役の故山岡久乃さんが98年10月開始の第4シリーズから降板。
当時は節子が旅先で急死したとの設定に変えて対応した。
今回は橋田壽賀子さんによる脚本が第14回分まで仕上がっており、設定変更は困難だった。
石井プロデューサーは「大吉は作品の柱。つらい」と涙。
橋田さんは「脚本をどうしようか困っています。
早く元気になっていただきたい」と話した。[詳細:スポニチ]

渡る世間は鬼ばかり パート2 BOXIV