楽太郎が「代アニ」学院長に就任へ

 落語家三遊亭楽太郎(56)が、
4月から代々木アニメーション学院学院長に就任することが25日、分かった。

 同学院はマルチメディア系各種学校大手で、生徒数は全国で約6000人。
昨年、お笑い・ものまね科を設ける計画があり、楽太郎は最高顧問教授に就任予定だった。
学科設置は実現しなかったが、
学院側は「どうせなら、学院を統括する学院長になってほしい」と依頼。
楽太郎も「未知の才能を持つ若い人に出会いたい」と快諾した。
楽太郎は「新分野を開拓することで、多くの人を落語に引っ張ってきたい」との思いから、
80年から税務大学校の講師、94年から栃木の中央福祉医療専門学校の客員教授も務める。
講義ではプロ、専門家としての心構えを教えている。
学院では、勝ち組・負け組があるなら、どうやって勝ち組になるかを伝えたい。
技術については専門の先生がいるけれど、精神論はおれに任せてほしい
」。

 落語界では桂三枝が関大林家正蔵城西国際大客員教授になっているが、
学院長という最高責任者就任は初めて。
月2回の講義のほか札幌、大阪、福岡などの地方校にも積極的に出掛けるという。
学院長室に納まるつもりはない。いろいろな授業をのぞいて刺激も受けたい」と
楽しみにしている。[ニッカンスポーツ]

三遊亭 楽太郎<こころの日向ぼっこ
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