函館の「GLAY」常設展示室 来場者減少で来月閉館 

函館出身の人気ロックグループ「GLAY(グレイ)」をテーマにした
函館市末広町の常設展示室「アート・スタイル・オブ・GLAY」が、
来場者の減少などを理由に五月八日で閉館する。

 展示室は二○○三年五月、七階建ての総合アミューズメントビル
「ウイニングホール」の一−三階にオープン。
現代美術家イラストレーターによるGLAYのオブジェやイラストなどのほか、メンバーが着た衣装を展示。
立体映像と振動システムを組み合わせた体感型スクリーンでイメージビデオも上映している。

 女性ファンを中心に観光客や修学旅行生の人気を集め、
開業した○三年は約二万三千人が来場したが、その後減少している。

 運営会社のウイニング(函館)によると、GLAYの所属事務所が開業当初と変わり、
今年五月で前所属事務所との契約が終了するが、新事務所とは契約しなかった。

 同社は「来場者も減少傾向にあり閉館を決めた」と話している。[北海道新聞]
[Art Style of GLAY]