「笑点」司会の桂歌丸が腰痛手術

 日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜午後5時30分)の司会を
三遊亭円楽(73)から引き継いだ桂歌丸(69)が、
腰痛治療のため都内で入院することが29日、分かった。
5月の連休明けにも入院し、10日に手術を受ける予定。
長年腰痛に悩まされており、大役を全うするために決断した。
番組は収録でしのぎ、6月初めに仕事に復帰する。
バトンを渡した円楽は、最後の公開収録を東京・後楽園ホールで行った。

 関係者によると、歌丸は約10年前から腰痛に悩んできた。
医師から「腰骨の結合部がもろくなっている」と診断され、
歩くのにつえが必要な時もある状態だが、
痛みを隠して落語芸術協会会長職や「笑点」の収録に臨んでいた。
しかし、円楽の後を任され、番組をけん引する立場になった。
伝統ある司会を無事に務めていくため、
この機会に手術を受けることを決断したとみられる。

 5月1日に都内の病院で検査を受け、7日か8日に入院。
10日に手術を受ける予定だ。
同月いっぱいは静養とリハビリに努め、月末に退院予定。
6月3日に行われる「笑点」の収録で仕事復帰するプランを立てている。
5月分の「笑点」の収録は終えているため、影響はない。ニッカンスポーツ