映画「オーメン」に怪奇現象続発

 30年ぶりにリメークされた米ホラー映画「オーメン」が、
悪魔の刻印「666」に合わせて06年6月6日、
全世界同時公開されるのを目前にして、
怪奇現象が続発していることが20日分かった。
ついにはロケ現場を撮影した写真の中には、「心霊写真」まで発見されるなど、
不吉な連鎖は日本配給・20世紀FOXにまで飛び火。
関係者は「ダミアンの呪いでは…」と恐怖に震え上がっている。

 6月6日午前6時に生まれた悪魔の子ダミアンが
次々と怪死事件を引き起こしていく。
1976年に公開され、全世界に大ヒットした
悪魔ホラー映画の金字塔「オーメン」。
エネミー・ライン」のジョン・ムーア監督によって、
1000年に一度訪れる06年6月6日に復活する悪魔の子の呪いが、
撮影現場を恐怖に陥れている。

 記録用にロケシーンを撮影した写真を現像したところ、
ブレナン神父(ピート・ポスルスウェイト)にやりが
突き刺さったような不鮮明な影が映った。
ストーリーではブレナン神父は惨殺される-。

 あるシーンを撮影中、セット上のライトが突然破裂。
すぐ下に布を張ってなければガラスの破片はカメラクルーに降り注いだ-。

 出演者とスタッフの半数が原因不明の食中毒に襲われた。
食材を検査したが、細菌は一切検出されなかった-。

 カラスが背景にいるシーンの光度を計測中、計測器に“666”の文字が。
これまで一度も現れたことのない数字だった-。

 そして日本配給の20世紀FOX宣伝部でも、
ほぼ同時に2人の部員が右目の痛みを訴え、
さらに別の部員のメガネの右レンズが割れるという信じられない現象が…。
「映画公開に向けイベントも組みたいが進まない。
ヒットしてほしいが、ダミアンのパワーが増すことにならなければ…」と
同宣伝部。06年6月6日まであと16日。
さらに何かが起こるかもしれない…。 デイリースポーツ