ホリエモンが御巣鷹に登った

 ライブドアの前社長堀江貴文被告(33)
証券取引法違反(偽計、有価証券報告書の虚偽記載など)の罪で起訴が
21日、弁護士らと日航ジャンボ機墜落事故現場の御巣鷹の尾根(群馬県上野村)に
登ったことが22日、分かった。

 4月27日に保釈された後、東京・六本木ヒルズから外出したのは初めて。
御巣鷹行きは拘置中に事故をモデルにした山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」を読んで感動し、
希望したという。

 関係者によると、堀江被告は21日未明、六本木ヒルズを車で出発。
午前7時半ごろから登り始め「昇魂之碑」前でろうそくに火をともし、合掌した。
同10時ごろには登山口に戻った。

 登っている途中は「空気が違いますね」などと話し、元気な様子だった。
26日に開かれるライブドアの前取締役宮内亮治被告(38)らの
初公判は話題にならなかったという。

 「沈まぬ太陽」については「泣けちゃったんですよ。
涙が止まりませんでした」などと関係者に感想を漏らしていた。

山崎 豊子 沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇