「ゲド戦記」満員発進、岡田目的99%?

 スタジオジブリの新作アニメ映画「ゲド戦記」が29日、
全国435スクリーンで封切られた。

 東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズでは主人公の声を務めた
岡田准一(25)らによる舞台あいさつが行われた。
監督デビュー作となった宮崎吾朗監督(39)は「劇場が満員でうれしかった。
でも99%は岡田さん目的だろうから、本当の勝負はここから」と笑わせた。

 配給の東宝興行収入100億円突破は確実視している。
父の駿監督(65)の「ハウルの動く城」(04年公開、同196億円)に
どこまで迫れるか注目される。
また、北米、ヨーロッパなど約50カ国での公開も決定。

 また同日、駿監督が、米アカデミー賞を主宰する
映画芸術科学アカデミーの会員就任を辞退していたことが分かった。
スタジオジブリは「創作活動に専念するため」と理由を説明している。
スポニチ

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