「BON’Z」駒苫魂で全国制覇だ!

 第88回全国高校野球選手権大会で3連覇を狙う
南北海道代表の駒大苫小牧が進撃を続ける中、
道産子バンド「BON’Z(ボンズー)」の新曲「この空の下で」が16日、
地元・札幌でヒットチャート1位に立った。
ボーカルのJIN(18)は、前日15日に劇的な同点本塁打を放った
中沢竜也一塁手と中学時代の同級生。「音楽でも道産子旋風を!」と誓った。

 初詣には70万人以上が訪れるなど北海道で圧倒的な参拝客数を誇る
札幌市の北海道神宮。「BON’Z」のメンバーは新曲を発売したこの日、
定番の“制服姿”でヒット祈願に訪れた。

 ボーカルのJIN、ギターのIKKI(18)、
キーボードのSYOGO(16)、ベースのSYUNYA(15)の4人組。
前日に地元期待の駒大苫小牧が劇的なサヨナラ勝ちでベスト8入りしたとあって
「やっぱり駒苫はすごい。同世代の選手たちの頑張りを見ていると
本当に勇気をもらいます!」と大興奮。
おはらいを受けた時にも「僕らも“ヒット”を放つぞ」と願いを込め、
17日にベスト4を懸けて戦う駒苫夏の甲子園3連覇も祈願した。

 9回裏に同点本塁打を放つなど大活躍している中沢選手と
中学時代に同級生だったJINは、松葉づえをつきながらの参拝。
4日前のライブで機材が誤って落ち、右足の指2本を骨折した(全治1カ月)。
姿は痛々しかったが「きょうは大切な日。
音楽でも負けないように熱く頑張らなきゃ」。球児たちもビックリのド根性だ。

 そんな思いが通じたのか、地元の大手CDチェーン「キクヤ」では
発売日のこの日、並み居る人気歌手たちを抑えてヒットチャートの1位に登場。
4人は全国制覇に向け、猛練習を重ねていく覚悟で
「1歩ずつ階段を上がっていきたい」と燃えていた。

 ◆BON’Z(ボンズー) 04年自主製作盤「seed〜種〜」を発表。
05年7月発売の「ありがとう〜」は北海道だけで5000枚をセールス。
グループ名は北海道の言葉で「小僧」の意味。 スポニチ
BOM'Z公式サイトBON'Z

 BON’z, ありがとう~
 BON’Z, 春風
BON’Z,  この空の下で