青島刑事が帰ってくる!「踊る大捜査線」続編製作が決定!

 あの青島刑事が帰ってくる! 
実写邦画で歴代1位の興収記録を誇る「踊る大捜査線 THE MOVIE2」(平成15年7月公開)の続編が製作されることが3月31日、警視庁東京湾岸署のオープンに合わせて発表された。
来年撮影予定で、主演の織田裕二(40)は「いままで以上に熱い気持ちで『次の事件』に取り組みたい」と気合十分。
誰もが待ち望んだ“踊る3”が、5年間の沈黙を破り、ついに動き出す。


 興収173.5億円と、実写邦画でダントツの興行記録を誇る“モンスター映画”の続編が、ついに決定した。

 手掛けるのは、もちろん本広克行監督と脚本家、君塚良一氏の“踊る”コンビ。
織田をはじめ、柳葉敏郎(47)、深津絵里(35)、ユースケ・サンタマリア(37)、水野美紀(33)らメーンキャストも健在だ。

 この日、東京・台場のフジテレビで会見した亀山千広映画事業局長(51)は「今年は織田君のスケジュールが詰まっているので、撮影は来年。公開はそれ以降」とした上で構想を発表。
「時間軸はリアルにするので、青島君(織田)はおそらく係長などそれなりのポストになっています。
(劇中の)旧湾岸署から(実際の)新湾岸署に引っ越しするシーンから始めたい」と説明した。
実際の東京湾岸署も外観で登場するという。

 故いかりや長介さん(享年72)が演じた和久指導員については「どうするか考えていますが、みんな思いはありますので」と、何らかの形で登場させる可能性を示唆。
「湾岸署には新人も配属されているかも。誰かの結婚? すみれちゃん(深津)もいい年ですし、そういうのも決着つけなくては」と構想は広がるばかり。

 前作から5年の間には「交渉人 真下正義」、「容疑者 室井慎次」などスピンオフ映画が次々と公開され、作品の世界観も広がった。
台本はこれから作るが、パワーアップは間違いない。

 織田は東京湾岸署で行われた開署式に、祝電の形で「『踊る大捜査線』で走り回ったこの地区の治安が、ますます万全になることを心強く感じております。
私も、今まで以上に熱い気持ちで『次の事件』に取り組みたい」とメッセージ。待望の続編で、2の記録を超えられるかに注目だ。

サンケイスポーツ

三浦春馬、ゆずPVで「ゆず」歌う 

人気デュオ「ゆず」と俳優の三浦春馬(17)がプロモーションビデオ(PV)でコラボしたことが31日、分かった。
新アルバム「WONDERFUL WORLD」(16日発売)の収録曲「うまく言えない」のPVで、三浦が出演した大ヒット映画「恋空」の今井夏木監督(36)がメガホンを執った。
相思相愛で実現したコラボに三浦は大興奮。劇中では、ゆずの2人を前に堂々の弾き語りも披露した。

 ゆずと三浦を結んだのは2月に放送されたテレビ番組だった。
三浦がゆずの大ファンであることを告白。
それを知ったゆず側が、両者と親交のある「恋空」の今井監督を通じて、三浦の出演をオファーした。

 「うまく言えない」は、ゆずが久々に書き下ろしたラブソング。
歌詞をモチーフに、今井監督ら「恋空」のチームがPVを制作。
胸がキュンとなるような切ない恋の物語で、短編映画風の仕上がりに。
彼女(平田薫)と幸せな日々を送っていた三浦ふんするミュージシャンが、自身の成功、夢を求めて故郷を離れることを選択し、彼女と別れるまでを描く。

 撮影前、三浦は「今までに味わったことのない緊張感に見舞われた。撮影前は、ご飯もろくにのどを通らなかった」というが、物おじすることなく、堂々の演技を披露。
劇中では、ゆずの影響で始めたというギターで、彼らの楽曲「栄光の架橋」の弾き語りをみせた。

 「大好きな『ゆず』さんの前で、ご本人の曲を歌うのは緊張したけど、忘れることのできない貴重な作品になった」と充実した表情を浮かべた。

 ゆずも出来栄えには大満足の様子。
「自称『平成さわやかフォークデュオ』の『ゆず』ですが、本物の10代のさわやかさに完敗(笑い)」(北川悠仁)、「イイ声で歌もギターもうまくてビックリした」(岩沢厚治)と三浦の頑張りをたたえた。

 「WONDERFUL WORLD」は、ゆずの2年3か月ぶりの新アルバム。
アルバムタイトル曲は作曲家・久石譲氏(57)が担当。
ほかに最新シングル「ストーリー」、葉加瀬太郎氏(40)とのコラボ曲「春風」など15曲が収録されている。

スポーツ報知