ドアラにブーイングと歓声 PK対決、ジュニアに勝っちゃった

 名古屋グランパス中日ドラゴンズとのタイアップデーとなった28日のJリーグ名古屋−鹿島戦(瑞穂陸)で、試合前に名古屋のグランパスくんジュニアと中日のドアラによるマスコットキャラクターのPK対決が行われた。

 グランパスは本家マスコットのグランパスくん短足すぎてボールをけれないため、代わりに身軽な息子のグランパスくんジュニアが登場。過去2度のドアラとのPK対決は、2戦とも引き分けており、グランパスくんジュニアは「ぼくの体みたいに白黒はっきりつける」と意気込んだ。

 対するドアラは23日に休暇とDVD撮影を兼ねて、タイへバカンスに出発。
27日に帰ってきたばかりという強行日程となったが、「実は野球よりサッカーが得意。真剣にやれば負けない」と自信を見せた。

 注目の一戦は、先攻となったドアラがサッカーは得意と言う言葉通りに、インサイドキックで的確に左隅をつきゴール。
GKとしてもグランパスくんジュニアのシュートを横っ跳びする好セーブでゴールを死守、1−0で初勝利を飾った。

 PK対決を制したドアラは「思わず勝っちゃって申し訳ない」と恐縮しきり。
しかし、ブーイング交じりの歓声を上げるグランパスサポーターには、手を振ってちゃっかりアピールしていた。

中日スポーツ