B−JUNK

スピードワゴンと一緒にやっていた矢村貴子さんが卒業の時の二人からの手紙。

井戸田 潤】
やい!俺、潤。スピードワゴン井戸田潤
矢村さんお元気ですか?こっちは何とか元気で・・
違うか?毎週会ってっか?ズコーッ!
というのも今週までで、来週からは矢村さんのいない
スピードワゴン二人きりののラジオ、いやradioが始まります。
昨年10月からスタートした
[木曜B−JUNKスピードワゴンネクストトラックス・ネオ]
最初の放送を今でも昨日のことのように覚えています。
初めてのラジオのレギュラー、初めての冠番組
期待と不安が入り混じる中OAスタート。
どこか自信なさげなトーク
矢村さんに助けてもらわなかったらとてもじゃないけど聞けない状態だったような
やっと起動に乗ってきたと思ったら矢村さんが卒業。
正直淋しいです。
でもそんなこと言っても仕方がないから
矢村さん今まで本当に本当にすっごくありがとう。
正直、マジで勉強になった。むかついたときもあったけどね。
あっ!それから
気のない生返事してるときすぐわかるから気をつけてね。
あっあと!
ラジオってわりと咬んでもいいってことを身をもっておしえてくれてありがとう。
あーっそれと!
武田鉄矢のこときらいだということは内緒にしておくから。
あーっそれと!
飲みに行こうね。つまみは猫缶で。
1年間ありがとう
じゃぁバイバイ
                    犬田犬吉より
矢村貴子

矢村貴子様へ
                   小沢一敬

初めて僕たちと会った時のこと覚えていますか?
プロデューサーの今井さんが「これから番組を一緒にやる人だよ」と
紹介してくれたとき僕はとても驚きました。
なぜなら全くタレントのオーラがでていなかったのです。
僕らはレギュラーのラジオ番組を持つのが初めてだったので
とても不安になったことを覚えています。
それがどうでしょう。
いざ本番の日、ブースの中に入ってみると
そこはまばゆいばかりの光に包まれていました。
そうです。ブースの中の照明はとても明るいのです。
いや、あなたのオーラで明るかったのですね。
僕らのとりとめのない会話を黙って聞いてくれたり
軽くいなしてくれたり、鼻で笑ってくれたり
とてもあなたの大きな愛を感じました。
        ♪♪
矢村貴子」「や・む・ら・た・か・こ」
順番を入れ替えてみると、『こたむからや』言葉の意味はありません。
でも僕はこれから辛い時や悲しい時、寂しい時、うまくいかない時
それを吹き飛ばす呪文を手に入れたのです。
『こたむからや』そう口をモゴモゴと動かしたら
また僕を軽くしかりにきてください。
春はお別れの季節だと言うけれど、
秋にお別れなんて僕ららしくてちょうどいいね。
それとも矢村さんには春が来たのかな?
じゃぁまたいつか
じゃぁね。
           『こたむからや』

井:なんだか小沢さんが若干泣いているんですけど
小:若干、潤さんも泣いているんですけど
井:若干・・我々の方が泣いてるんですけど
小:俺たちが泣いているんですけど
矢:なんで?なんで?なんで泣いてるの?なんで?
小:俺たちもう30才で泣いてるんだよ、二人で。
井:「じゃあね」が流れた瞬間ぐっとこみ上げてきて
矢:どういうことそれ?なんで?なぁ〜んで?
小:『こたむからや』って何?
井:でも元気が出るおまじないなんでしょ?
矢:ちょっといい?ちょっとちょっといい?きょうさぁ私の最終回なのになんかさぁ
   二人でアピールタイムみたいじゃない?なんかほんと嬉しいな、ありがとうございました。
井:これお手紙渡しておきます。
小:すみません。僕からもお手紙。
矢:ありがとうございます。
小:泣けちゃうね〜
井:泣けちゃうな〜これは
矢:なんで〜「じゃあね」に泣いてるの?それ?
小:良い歌。ね〜
矢:いい曲だね
井:涙腺が弱いんだよね、俺ら。
矢:なんで?泣いてるの?
小:涙が止まらなくなっちゃって
矢:いや〜も〜ほんとにね〜
小:まいっちゃうね〜
矢:いや〜でもホントありがとうございます。
井:いえいえ、とんでもないですよ。どうです手紙
矢:嬉しかったですよ。

     ♪♪「じゃあね」♪♪
春はお別れの 季節です みんな旅立って いくんです
淡いピンクの桜 花びらもお祝いしてくれます
ずっと仲良しで いてくれた 時は思い出の 宝箱


じゃあね そっと手を振って じゃあね じゃあね
だめよ 泣いたりしちゃ ああ いつまでも
私達は振り向けば ほら友達


4月になれば悲しみは キラキラした思い出
                   






Yさんに借りたMDを聞いていたら
ちょうど矢村さんが[スピードワゴンネクストトラックス・ネオ]を卒業する時の回が・・
今回B−JUNK卒業する矢村さんと被りちょっと書き起こししてみました。


「じゃあね」という曲。いい曲かも・・・