稲垣吾郎、声優に初挑戦！超人気アニメ映画で悪役に

ＳＭＡＰの稲垣吾郎（３２）が、
来年３月４日公開のアニメ映画「ワンピース　カラクリ城のメカ巨兵」
（宇田綱之介監督）で声優デビューすることが１５日、分かった。
「週刊少年ジャンプ」に連載中の人気コミックの映画化第７弾で、
稲垣は主人公の敵、天才発明家を担当。
「ファンが納得して下さるような悪役を、張り切って演じたい」と
意気込んでいる。

コミックスの累計発行部数が１億１０００万部（３９巻）を
突破する超人気アニメと、
今や国民的グループとなったＳＭＡＰのメンバーによる
異色コラボがスクリーンで実現する。

映画は、秘宝を探すルフィ海賊団の海洋冒険物語。
今シリーズでは巨大カラクリ機械と壮絶なバトルを繰り広げる。
その中で、稲垣が抜擢されたのは、
主人公、ルフィの敵役の天才カラクリ発明家、ドクター・ラチェットの声。
悪役ながらカラクリ機械を使って敵を倒す繊細で陰のあるキャラクターだ。

きっかけはプロデューサーの熱烈ラブコールだった。
同映画のプロデューサーを務めるフジテレビの渋谷謙太郎氏は、
アニメ界＆芸能界のナンバーワン同士をうまくコラボレートできないかと
思っていたといい、
「台本を読んだら繊細でどことなく影があるキャラクターのイメージが
稲垣さんにピッタリだった」と起用の理由を説明する。

白羽の矢が立った稲垣は
「声優にはすごく興味がある。ガンダムとかアクの強いキャラクターっていいよね」
などと自身のラジオ番組でも話していたほど。
また、「ワンピース」はメンバーの木村拓哉（３３）や香取慎吾（２８）が
大ファンで、自身も原作を良く知っていたことから快諾。
トントン拍子に話が進んだという。

ＳＭＡＰのメンバーでは、
木村が映画「ハウルの動く城」（平成１６年）で
主人公ハウルを担当したのをはじめ稲垣以外全員が声優の経験済み。
大トリでの声優デビューとなる稲垣は
「皆さんの記憶に残る、ワンピースファンが納得して下さるような
悪役を張り切って演じたい」と意欲満々。
１月中旬に予定のアフレコも別録りではなく、スケジュールを調整して、
他のレギュラー声優と一緒に収録に臨むという。[サンスポ]