松本潤 映画「僕妹」で禁断の愛

 人気グループ「嵐」松本潤(22)が、ソロで映画に初主演する。
青木琴美氏(25)の人気コミックを実写映画化する「僕は妹に恋をする」で、
双子の妹との禁断の愛に演技で挑む。
映画「東京タワー」などで見せたセクシーな魅力を再び全開にしそうだ。


 原作は売り上げが500万部に達する人気少女コミック
「僕妹(ぼくいも)」の通称で、中高生を中心に女性たちの圧倒的な支持を得ている。


 松本は、やはり人気漫画をドラマ化した
TBS「花より男子」で独特のキャラクター・道明寺司を演じて話題になったばかり。
全話平均視聴率19・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を叩きだし、
今年10〜12月期のNo・1連続ドラマに押し上げた。
 これに続く出演依頼に
「また人気のある原作のキャラクターを演じられてうれしいです」とコメント。
「きょうだいなのにひかれ合ってしまう2人の独特で刺激的な関係を、
映画では奇麗に切なく描けたらと思います」と早くも作品にのめり込んでいる。


 原作の青木氏は以前から松本に注目していたといい、
別の作品の主人公を「潤」と名付けていたほど。
「すごいですよ!松潤ですよ、松潤!!卒倒しそうになりました」と
興奮を隠せない様子だ。


 刺激的なタイトル通り、
18歳の双子の兄・頼(より)と妹・郁(いく)が恋に落ちていくストーリー。
原作では刺激的な性描写も女の子たちをくぎ付けにしている。
今夏に映画化が決定してから、配役が注目されていた。

 東芝エンタテイメント、小学館などの共同製作。
03年の「blue」がモスクワ国際映画祭などで高評価を得た
安藤尋監督がメガホンを取る。

 原作が連載されていた小学館少女コミック」編集部では
「頼は理性と情熱のはざまで苦しむ難役」と指摘。
「松本さんはまなざしが印象的で鋭く、それでいて繊細。
相反する雰囲気を同時に持ち得る役者さん」と起用理由を説明。郁役は選考中。
来春クランクイン、秋の公開を予定。 [サンスポ]
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