「クレヨンしんちゃん」教科書に載っちゃった
漫画、アニメ、映画で知られる人気キャラクター「クレヨンしんちゃん」が
4月から中学生用公民の教科書3冊に採用されることが22日、分かった。
“クレしん”と言えば、下ネタや大人をおちょくる芸風が満載で毎年、
日本PTA全国協議会が保護者を対象に行うアンケートで
「子供に見せたくない番組」の1位に何度も選出されてきた強烈キャラ。
それだけに教科書への大抜擢は話題を呼びそうだ。「オラ、4月から教科書に出るゾ」。
PTAから数々のお叱りを受けてきた“問題児”が学校で“お手本”となってひと役買うことになった。採用するのは、帝国書院、東京法令、扶桑社の3社。
「社会科 中学生の公民」(帝国書院)とその補助教材「2006 ビジュアル公民」(東京法令)では、
家族や社会生活を解説するページに挿絵で登場。
核家族の代表として、「野原家」がイラストと家族構成を記す系図付きで紹介される。
扶桑社の「市販本 新しい公民教科書」では、「テレビの歩み」と題した年表中に、
90年代の代表的アニメとして「ルパン三世」などとともにイラストで挿入されている。[サンスポ]