TBS日本準決勝進出で生中継に変更

 日本が奇跡的に準決勝に進出した「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。
準決勝の放送権を持つTBSは当初、19日午後2時からの録画中継を予定していたが、
午前11時50分からの生中継に急きょ変更。
16日に生中継した韓国戦は惜敗しただけに、「TBSにもツキ」と沸き上がった。

 同局には16日の韓国戦に日本が敗れた時点で“沈痛ムード”が充満。
他国同士の試合では日本戦ほどの視聴率は望めないため、
米国の現地スタッフらからは「違約金を払って放送をやめる可能性も…」など、
後ろ向きな発言も聞かれた。


 しかし、一転してサラリーマンの在宅率も上がる日曜日の昼に日本戦を中継することに。
平日16日の昼に中継した韓国戦で平均視聴率14・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と
高い数字を記録しただけに、同局関係者は「他国同士の対戦だった場合、
最近のプロ野球デーゲームの数字などを参考にすると1ケタ視聴率の可能性もあった。
日本代表戦となると20%以上も見込めるのでは」と鼻息が荒い。

 また、21日の決勝戦日本テレビが放送予定。
「ぜひ日本に勝ち上がってほしい」とこちらも期待を寄せた。 [スポニチ]