ハリポタ衝撃の結末!第7巻で死亡?
世界的なベストセラー小説「ハリー・ポッター」の主人公ハリーが、
同作品の完結編で死亡する可能性があることが27日、分かった。
著者のJ・K・ローリングさん(40)が英国のテレビで示唆したもの。
物語の主要キャラクター2人が死ぬ運命にあるといい、
世界中のファンに衝撃が広がりそうだ。ローリングさんは現地時間の26日、英民放局「チャンネル4」で、
ハリーを含む2人がシリーズ完結編となる第7巻で死ぬ可能性があることを明らかにした。1作目が出版される前の90年ごろに最終章を書き上げており
「シリーズがどう終わるか、正確に知っている」と強調。
「最終章を少し変更した」とし、主要人物の1人は死を免れるが、
2人が死ぬ運命にあるとした。物語の中心人物は魔法使いのハリーと、
魔法学校の同級生ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャー。
この中の2人がファンにとっては悲しい結末を迎えることになる。
ローリングさんは「他の作家に盗まれないよう、
著者が主役を死なせる気持ちは十分理解できる」と説明。
ハリーらを愛するがゆえに、自らの手で彼らの人生に終止符を打つようだ。一方で「嫌がらせの手紙を受け取りたくない」と、
どの人物が死ぬのかは語らずじまい。
英デーリー・テレグラフ紙は、ローリングさんが誰を死なせようとしているのかは
明確でないと指摘した。共同電によると、完結編の出版時期は未定。「ハリー・ポッター」は世界150カ国・地域で販売され、
累計3億部を超える“おばけシリーズ”。
一時のブームは過ぎたものの、先月、発売された第6巻の日本での初版は
200万部に上るなど、子供たちを魅了している。
昨年11月公開の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」など、
映画も4作連続で大ヒットしている。 スポニチ
- 近代映画社 ハリー・ポッター手帳 2006