世界バスケ 日本、ドイツに敗れる

 24カ国・地域を集めて開幕したバスケットボールの
第15回男子世界選手権第1日は19日、広島市など4都市で1次リーグ12試合を行い、
開催国として2大会ぶりに出場した1次リーグB組の日本は、開幕でドイツと対戦。
70対81で敗れたものの、NBAのトップスターの1人・
ノビツキーマーベリックス)率いる強豪国に善戦した。
1994年以来3大会ぶりの優勝を目指すD組の米国は
プエルトリコに111-100で勝った。
さいたま市さいたまスーパーアリーナで世界一を争う9月3日の決勝まで
華やかで力強い戦いが繰り広げられる。

 開幕初戦を落としたが、日本・パブリセビッチ監督は胸を張って、こう言った。
「誰もが11点差で終わるゲームは不可能だと思っていたことだろう。
私は選手たちを誇り高く思う」。
ノビツキーを中心にしたドイツは優勝候補の一角に挙げられる強豪。
しかし、日本は第2クオーター以降、粘り強い守備で巻き返し、
一時は8点差とした。司令塔・五十嵐は
「いけるのではと思った時間帯もあった」と話したように、
大きな手ごたえをつかんだ様子。
悲願の16強へ向け20日、勝ち星を計算するアンゴラと対戦する。