韓国のマチャミ日本上陸!

人気お笑い芸人ヘリョンが「サンデー・ジャポン」レギュラー 
韓国のトップコメディアン・ヘリョン(36)が、
10月からTBS系ニュースバラエティーサンデー・ジャポン
(日曜・前10時)にレギュラー出演することが22日、分かった。
韓国ではテレビのレギュラー番組を5本持つお笑い系の大スター。
日本で活躍するユンソナ(30)の元に押しかけて日本進出のきっかけをつかみ、
日本語も6か月でマスター。
映画、ドラマ、音楽界に続き、バラエティー界での韓流ブームの担い手となる。

 韓国バラエティー界で活躍するヘリョンは、
現在5本のレギュラー番組だけでなく、ダイエットビデオは60万本を売り上げ、
歌手活動もこなすマルチタレント。
バラエティー界の“韓流”の日本進出はヘリョンが初めてだ。
サンデー・ジャポン」には過去、2回ゲストで出演しており、
10月1日の放送からレギュラーとして登場する。

 「日本はショー番組がたくさんあるし、下ネタもOKで自由。
志村けんさんとか、ビートたけしさんを見て、私も、と思いました」

 ヨン様ブームを知った05年2月に日本での活躍を目指した。
面識はあったがそれほど親しくはなかったユンソナの連絡先を聞き出し
突然電話して日本での活動を相談。
「日本語が話せないとダメ」という関係者の言葉に、1日8時間猛勉強。
6か月でマスターし、夏には日本でいくつかのバラエティーに出演した。

 ユンソナも、突然の連絡に驚いたそうだが
「お笑いのセンスを持っている人。韓国の大スターを日本でも見せたいし、
絶対受けます」と太鼓判。
「(ダウンタウンの)浜田(雅功)さんもヘリョンさんを知っていたみたいで、
番組に呼びたいって言っていました」と早くも評判を呼んでいることを明かした。

 あけすけで親しみやすいキャラクター。
日本のバラエティー界でいうと久本雅美のような存在で、
ヘリョン自身も「久本さんは尊敬している。久本さんみたいになれたら」と語る。
サンデー・ジャポン」の正木敦プロデューサーは
「韓国のマチャミと言われる文字通りNO1コメディアン。芸人に国境はなく、
独特の間の取り方、入り込み方は素晴らしい」と起用を決めたという。

 今後は日本と韓国を往復する生活となるが
「どんどん日本を中心にしていきたい。ヘリョンを見たら元気が出る、
と思ってもらえるよう、一生懸命頑張ります」と意気込んでいる。

 ◆ヘリョン 1970年5月29日、韓国・慶南古城生まれ。36歳。
漢陽大学情報大学院放送学科卒業。
92年にKBSコメディー賞新人賞を受賞しデビュー。
以後、MBC「コメディーハウス」などテレビのバラエティーなどで活躍し、
04、05年にはMBC放送芸能大賞を受賞。
98年からダイエットビデオを発売し、第1巻は60万部を売り上げる人気。
03年には映画「南男北女」に特別出演。
スポーツ報知
朝鮮日報:チョ・ヘリョン、9月から日本の芸能番組にレギュラー出演
朝鮮日報:チョ・ヘリョン、20日にTBSテレビ出演