織田信成ご乱心 お笑いおおちに“弟子入り”

 フィギュアスケート織田信成選手(19)が、
26日開幕のグランプリシリーズの初戦・アメリカ大会を前に、
お笑いコンビ「ダイノジ」のおおち(34)に“弟子入り”したことが3日、分かった。
本紙はその信じられない写真も独占入手した。

 信成選手は、織田信長の末裔(まつえい)として知られるフィギュア界のプリンス。
一方のおおちは、身長169センチ、体重90キロのお笑い芸人。
「殿、ご乱心か!?」と思いきや「世界に通じる表現力」を身に付けるため、
直接指導を受けたという。

 おおちは、ギターの弾きまねを競う「エアギター」の世界選手権で優勝し、
世界チャンピオンになったばかり。
今季、表現力を課題に挙げている信成選手にとっては、
うってつけの“先生”というわけだ。

 しかも、何を隠そう信成選手は「好きなスポーツはエアギター」と語るほどの
ファンなのだ。間近で見る世界チャンピオンの演技に大興奮で、
2人の“エアギター セッション”も実現した。

 信成選手は「フィギュアでも、エアギターのようなマイム性、
エンターテインメント性を取り入れたら面白いかも!!」と着想を得た様子。
エキシビションでエアギターを披露してみては? との問いには「やってみよっかなー。
どうしようかなー」と笑っていた。信長譲りの奇襲戦法となるかも!?

 おおちセンセイは「フィギュアに取り入れてくれるのなら、僕が教えに行きますよ。
何なら僕も一緒に出場しましょうか? 腹で滑ります!!」と
悪のり気味だったが信成選手は「無礼者!」と手打ちにすることもなく
ニコニコしていた。

 おおちとの共演の模様は、テレビ朝日「ナンだ!?」で放送。
「グランプリシリーズ世界一決定戦2006」アメリカ大会は、
同局系=メ〜テレで10月28日午後7時、29日午後6時56分から全国中継される。
中日スポーツ