「無錫旅情」20周年記念イベント“大合唱”は中止

 1986年にリリースされた演歌歌手、尾形大作さんのヒット曲
「無錫旅情」の影響で、日本企業の進出が増えている中国江蘇省無錫市
18日、リリース20周年を記念するイベントを開催、
1500人の聴衆を前に日中の歌手が無錫旅情を熱唱した。

 日本側から作詞、作曲した故中山大三郎氏の夫人、
三佐子さんや隈丸優次駐上海日本総領事のほか、
無錫市の友好都市である兵庫県明石市の北口寛人市長や日本企業の代表らが参加。

 当初は1500人で合唱する予定だったが、キャンセルとなった。

 無錫市は24日まで日中技術協力の会議や観光地視察などの
関連イベントを開き、来年1月中旬には東京、大阪で投資説明会などを行う。

 同曲のヒットにより親近感を持つ日本人が多いため、
近年、無錫市に進出する日本企業が多く、
現在はソニーなど1000社以上が拠点を置いている。
同市も日本企業を対象にした誘致活動に力を入れている。(共同)
ZAKZAK