順大完全V!今井3年連続MVP…箱根駅伝

第83回東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝
復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖〜東京・大手町=5区間109.9キロ) 
50度目の出場で往路優勝した順大が、復路も5時間32分16秒で制し、
6年ぶり11度目の総合優勝を完全Vで飾った。完全制覇は2004年の駒大以来。

 6区、7区、8区と安定した走りで首位をキープした順大は、
9区で長門俊介(4年)が区間賞、10区の松瀬元太(4年)が区間新の快走を見せ、
通算11時間5分29秒と、2位以下に6分以上の大差を見せる圧勝で、
前回8区で首位から転落して4位に終わった雪辱を果たした。

 日大が往路5位から順位を上げ2位、3位は往路2位の東海大だった。
日体大東洋大と続き、早大が6位で5年ぶりにシード権を獲得した。
全日本大学駅伝を制した駒大は7位、
前回覇者の亜大は10位に終わったが、シード権はぎりぎりで確保した。

 最優秀選手には往路1区で13年ぶりに区間新をマークした東海大佐藤悠基(2年)と
順大・今井正人(4年)の2選手が特例で選ばれた。今井は3年連続の受賞。
スポーツ報知