堺雅人 今や“ドラマ・映画のヒットの陰にこの男あり”と大評判

●芝居にのめりこんで早大中退
“隠れたヒットメーカー”堺雅人(34)が注目を浴びている。

 出演中のNHK大河ドラマ篤姫」がついに視聴率25%を超えた。
15日は25.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。主役は宮崎あおいだが、準主役の堺がこれに大きく貢献していて、演技では宮崎以上に評価されているのだ。

 堺が演じているのは篤姫宮崎あおい)が嫁いだ第13代将軍・徳川家定。普段は“うつけ”のフリをしているが、実は明晰(めいせき)な人物という設定だ。
奇行を繰り返している時のとぼけっぷりと、時折見せる鋭い表情の対比を堺は見事に演じていて、ほとんど“主演男優”といっていい。

 他にも堺は公開中の映画「アフタースクール」にも出演。
同映画は総スクリーン数が70館ながら、最終興収が5億円前後を見込めるヒットになっている。
来月2日からは映画「クライマーズ・ハイ」が公開される。
堺は主人公(堤真一)の同僚で、県警キャップの社会部記者を熱演している。
 いまや“ヒットの陰に堺あり”といえるほどだ。

「堺は早大中退で、演劇研究会を母体にした劇団の看板俳優として活躍していた。
いつもほほ笑んでいるような表情が持ち味。
“喜怒哀楽をすべて笑顔で表現できる”といわれ、幅広い演技力には定評があります。
04年の大河ドラマ新選組!』では、総長の山南敬助役を演じて知名度がアップした。
山南が切腹する回の放送は視聴者からの反響が大きく、その1話だけ特別に再放送されたほどでした」(マスコミ関係者)

 01年には富田靖子との親密交際が発覚。
一時は結婚秒読みといわれていたが、昨年1月に破局を迎えている。
独り身で、仕事に没頭する堺の演技に注目だ。

YAHOO ニュース