「相棒…マラソン」42.195億円突破

 水谷豊(55)、寺脇康文(46)主演の映画「相棒〜劇場版〜 絶体絶命!42・195km東京ビッグシティマラソン」の興行収入が23日、タイトルにちなんで目標に掲げていた42億1950万円(動員350万人)を突破した。
5月1日の公開から54日目で達成。今年上半期の邦画作品でトップになることもほぼ確定した。

 水谷は「たくさんの方に愛され、そして多くの劇場が上映し続けてくださっているおかげ。言葉にならないくらいうれしい」。
寺脇は「これはゴールじゃないっすよお!頑張って行けるとこまで行っちゃいましょうか!ファイト!」と喜びのコメントを寄せた。

 テレビ朝日の人気刑事ドラマシリーズの映画版。
同局の出資作としては過去最大のヒット作「男たちの大和 YAMATO」(2005年)の51億円超えも視野に入った。

 今年は同局制作映画が相次いでヒットしており、「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」「母べえ」との3作品が興行収入ベスト5入り。これまでに公開された9作品で計120億円超の興行収入を記録。
映画を製作した民放局としても、推定91億円(5作品)の日本テレビ、同63億円(6作品)のフジテレビを抑えてトップに立っている。

スポニチ