日本2敗、敗因はリバウンド/世界バスケ

<男子バスケットボール世界選手権アンゴラ87−62日本>
◇1次リーグB組◇20日◇広島県立総合体育館

 世界ランク25位の日本が同17位のアンゴラに惨敗した。
第1Q(クオーター)こそ5点のリードを奪ったが、
その後は消極的なプレーで失点を重ねるばかり。
25点差をつけられて開幕2連敗を喫した。
初日のドイツ戦は善戦したが、この日は攻守とも精彩を欠き、
決勝トーナメント進出に早くもがけっぷちに立たされた。

 日本のジェリコパブリセビッチ監督(55)は
「一番の敗因はリバウンド」と話したとおり、
アンゴラの50本に対して日本は28本。
平均身長は同じ194センチながら、瞬発力に加え、闘争心で完全に劣っていた。
網野友雄(25)は「そんなに気負いはなかったのに。
次は負けられない試合だが、いつもと同じプレーを心がけたい」と気を取り直した。

 21日は世界ランク34位のパナマと対戦。
その後は同16位ニュージーランド、同5位スペインと強豪ばかり。
残り3試合で2勝がノルマの日本にとり、パナマに負ければ
2勝が目安とされる1次リーグ突破は絶望的となる。
ニッカンスポーツ
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