「ゲド戦記」主題歌“パクリ”認めた

 今年6月、アニメ映画「ゲド戦記」(宮崎吾朗監督)の
「テルーの唄」でデビューした歌手手嶌葵(19)が5日、
三鷹市三鷹の森ジブリ美術館で初ライブを行った。
 「テルー−」は宮崎吾朗監督(39)の作詞。
歌詞の「心を何にたとえよう」が、一部で大正、昭和に活躍した詩人、
萩原朔太郎の「こころ」の「こころをばなににたとへん」に似ていると指摘され、
騒動になっていた。
 同監督は、以前から「萩原さんの詩に感化された」と公言していたが、
作詞は「宮崎吾朗」のみの表記。
だがこの日、スタジオジブリの広報が
「テルーの唄の作詞について記載される場合は
萩原朔太郎の詩、こころに着想を得て作詞されました』と
表記していただくようお願いいたします」と初めて見解を出し、騒動に決着した。
手嶌はこの日「数え唄」など11曲を歌い「緊張しました。
トークを頑張って考えました」と話していた。ニッカンスポーツ

手嶌葵, テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)